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プランニング 光・風・収納・動線へのこだわり
01.光
太陽の動きを知る〜季節により変わる「光」の角度
住まいに差し込む陽の光は、季節によってその角度が変わります。 その動きを知ることにより、暮らしにうまく光を取り入れます。
季節による太陽の高さ
陽の光と上手に付き合う〜方角に合わせて「日差し」をコントロール
方角によっても日差しの角度は変わります。 方角に合わせた日差しの採り込み方と遮り方を知って、 快適な住まいづくりに活かしましょう。
光の遮り方:南面
光の遮り方:西面
窓の位置を工夫する〜取り入れた「光」で演出する住まい
窓は大きさだけでなく「配置」もポイント。 窓の配置のしかたで光の取り入れ方を変化させ、 部屋の雰囲気を演出することが出来ます。
高い位置の窓: 部屋の表情を明るく
低い位置の窓: 部屋に落ち着きを与える
北面の窓を活かす〜配置の工夫で冬も快適に
北面から差し込む光は1日を通して均一な光を採り入れられるため、 読書や絵画などの趣味の部屋に適しています。 また、天窓のような高い位置に配置することによって、より明るく感じられ、 断熱効果の高い窓を選べば温かさを逃しません。
天窓などで北側の柔らかな光を活かす
02.風
風の動きを知る〜地域と季節によって異なる風向き
日本は南北に長く、背骨のような山脈があることで、地域ごとに季節風の風向きが異なります。 夏は涼を得るために風を取り入れ、冬は風による寒さを防ぐ。 住まいづくりを始める前に知っておきたいポイントです。
地域の季節風の風向き
風の通り道を作る〜間取りや建具で風の流れをフォロー
取り込んだ風を効果的に家の中に通すには、シンプルな間取り のほうが効果的です。室内に風の通り道をつくってあげましょう。 【図】間取りの違いと風抜けしやすさ(弊社解析結果より)
風抜け不良: 細かく区分けされた間取り
風抜け良: 開放的な間取り
風の出入り口を考える〜上手な風の取り込み方
地域ごとの風向きに合わせて、風上に風の入り口となる窓を、そして風下にも風の出口となる 窓をつくりましょう。それにより、効果的に風を取り込むことができます。
風の出口があってこそ、 風が取り込める
室内に風を通し、太陽の光をコントロールしていた先人の知恵を私たちは受け継ぎます。 それは単に「窓」の配置に止まらず、例えば夏の暑い日には昔ながらのよしずに変えて外付けのブラインドシャッターを 取り付けてみることで光は遮るけど風は取り入れることが出来ます。
03.収納
スッキリと片付いた住まいは、家族の笑顔と健康の源。 それぞれのご家族の生活スタイルにあった、収納スペースをご提案しています。
▼キッチン▼リビング▼玄関
キッチンは収納の基本!
キッチンはたくさんの食材や道具であふれています。できるだけ短い動線で出し入れできるようにレイアウトしています。
リビング収納
家族の生活時間が一番長いリビング。いつもきれいな空間を保つためにも、収納は重要なポイントです。
玄関
さっと片付けられる便利な大型収納のある玄関。いつでも清潔にお客様を迎えられます。
04.動線
今のお家は『毎日の家事動線』に少し気になることがありました。
そこで、こんな間取りをご提案!! 毎日の着替える衣類の収納を1ヶ所にまとめました。 着替え → 洗濯 → 洗濯物干し → 洗濯物たたみ→ 収納 までを連続したスペースにしました。 リビングの畳コーナーはその他にもいろんな用途に使えて便利ですね!!
『キッチン』のレイアウトについて
時間の余裕が少ない朝の時間。 効率よく調理〜配膳〜片付け が行えるキッチンがほしいなぁと奥様は考えていました。